NiceHCK DB2 は、パッケージイラストのようにアニメ系音楽に特化したサウンドでもなく、世界中のあらゆるジャンルの音楽でも破綻することのないかなり真っ当な設計とチューニングで、イヤホン本体には最上位機のシェル構成を採用するなど妥協がなく、その完…
THIEAUDIO から登場した、従来の機種とは趣の異なるシリーズの「Hype 2」、聴いてすぐわかる程度に優秀な機種なのですが、グローバル価格 $299 のこの Hype 2 の他の機種にない真価は「サブベース(超低音域)」にありました。 特にその恩恵を受けるのが、サブ…
今回 AFUL から登場した “MagicOne” と名付けられたこの機種、ドライバーは AFUL カスタム仕様のBAドライバー1 基のみですが、マルチドライバー機のクロスオーバー回路に着想を得たチューニング回路 (SE-Math) を搭載し、BAドライバーのリアチャンバーとダン…
ちょっと驚くべきイヤホン(IEM)が登場しました。 この「Celest PhoenixCall」、 3Dプリンターによる非常に美しく精巧なシェルデザインもさることながら、⌀7mm 1DD + 2BA + 2FPD(Flat Panel Driver) というトライブリッド構成で、おそらく Kinera のもつ高い…
今回紹介するのは、2019年に創業した中国のメーカーによる「CVJ」ブランドの「Freedom/自由」という機種。 この機種、手元の様々な環境で試聴し評価していましたが、どうもハイパワーで高性能な「ポータブルDAP」専用機よりも、スマホやパソコンにUSB接続す…
今回は中国・青島に拠点を置くIEMブランド「7Hz(七赫茲)」の2Way デュアル・ダイナミックドライバー機「Legato」のレビューです。 「7Hz」ブランドの様々なドライバー構成の機種の中で、「Legato」は低域用(⌀12mm)と高域用(⌀6mm)、2基のダイナミック型ドライ…
QoA (Queen of Audio) というブランドは、Kinera の姉妹ブランドとして2人の女性が立ち上げたイヤホンブランドで、カクテルの名前を冠した各製品名は、サウンドコンセプトもそのカクテルのイメージに沿いつつ、どの機種も基本性能が高く耳障りの心地よい音質…
1万円以下のイヤホンで、あらゆる面で隙のない機種を見つけるのは、なかなか難しいことでした。少なくとも半年ほど前までは。 今回紹介する、現在Amazonで7,520円で販売されている「TKZK Ouranos」は、1万円以下クラスのゲームチェンジャーにもなりうる?、…
今回紹介する「Kiwi Ears CADENZA」という機種も、そうした機種の一つで、海外では $34.99、日本のAmazonでも税込5千円台前半で販売されている機種です。
中国のIEMブランド中で、製品を神話などの物語に織り込んで独特の世界観を築いている「Kinera (日本では高級機は Kinera Imperial)」というブランド。今回はその Kinera のサブブランド「Celest」から登場した、独自の「スクエア形プラナー(平面磁界駆動型)…
ここ最近の5千円前後の中国メーカーのIEM/イヤホンは、音質などの性能が極めて優れた製品が多く、少し前の1万円以上クラスのレビューをする感覚になってきましたが、低価格帯の定番王とも言える TinHiFi から、再び刺客が送り込まれてきました。 端的に言う…
中国の TangZu Audio (唐族音频) ブランドのエントリーモデルとなる、この「WAN'ER S.G」という機種は、中国の「唐」時代の女帝「武則天(則天武后)」に仕えた才女として知られる「上官婉儿 (日本語名:上官婉児, 上官昭容)」の名を冠したモデルで、パッケー…
今回紹介するのは、TinHiFi の代表的な円筒形アルミニウム合金筐体のエントリーモデル「TinHiFi T2」(2017年リリース) から続く「T2」シリーズの最新モデルとなる、今年2022年リリースの「TinHiFi T2 DLC」です。 MSRP(メーカー希望小売価格) は $69.00USD。…
TinHiFi というブランドはご存知の方も多いと思いますが、低価格〜中価格帯を中心にラインナップを展開し、どの機種も非常にバランスのとれた音で人気のブランドです。 今回は、その TinHiFi のイヤホンの中でも、HiFiGo で実売 $26 (2022/10/07時点)という…